古代から生を養い永らえる道として説かれた養生を通じて、「生を如何なるもの」と見ることから学びます。

天地人の三才の思想に基づき、地丹とは服餌法(ふくじほう)とも呼ばれ、薬物・食物の摂取による養生の方法であり、天丹とは、主に呼吸法を扱い文化風物の薫陶と息吹を感じ、実践を通じて体感します。

人丹は、栽接法とも呼ばれ、陰陽の気を養育して(栽)、これを摂取することを(接)とし、男女における陰陽双修のあり方について解説。人体の生理機能の衰えを補足し、同時に任脈・督脈と三関の経路を通じさせる方法に基づいて養生のあり方を問います。

地丹・天丹、それぞれの「胎息・符火・接薬・煉神」について学ぶ。 地丹法とは服餌法(ふくじほう)とも呼ばれ、薬物・食物の摂取による養生の方法である。養生食と人体の関わりをわかりやすく解説。

明澄五術の天丹法とは、主に呼吸法を扱う。『養生大法』には、「丹が速やかにできることを要するなら、先ず将(まさ)に幻境を除け！」とある。現代において養生を説く仙道のあり方として、改められなければならないのが、世に広まった幻覚、幻想、空想世界の産物としての仙道に対する理解の仕方である。天干を用いて、詳細に呼吸のあり方を説く『養生大法』に基づき、呼吸法に文化風物の薫陶と息吹を感じ、実践を通じて開眼する。

人丹法は、栽接法とも呼ばれる。陰陽の気を養育して(栽)、これを摂取することを(接)とする。男女における陰陽双修のあり方について、解説をする。男女の違いから端を発し、男性と女性それぞれの陰陽の気のバランスのとり方を清静派の実践を持って、人体の生理機能の衰えを補足し、同時に任脈・督脈と三関の経路を通じさせる方法に基づいて講義する。

『養生大法』を『築基参証』にて補足しながら、わかりやすく解説をし、『養生参禅』にて仙道・養生世界の深奥に触れる。

アトピー、アレルギー、花粉症、化学物質過敏症など、現代社会で起きている数々の奇病に古代の養生方法を持って対峙する。多くの方に理解いただけるように、講師の山道帰一が、養生仙道の基礎の全く無い人に対しても、実践して身体と心で感じてもらえる授業内容となっております。