子平命式の立て方から、強弱、格局、喜忌の見方まで、
2日間で、通常の教室なら2年はかかる基礎知識が得られます。
これができれば「子平」はできる!
1、干支と五行の知識
あらゆる五術に欠かせない、干支と五行について説明します。
2、立命の方法
「四柱八字」と言われる子平命式の立て方を説明します。
『万年暦』の使い方、地方時差の修正などの注意点があります。
3、干関係の見方
子平で最も大切な「干関係」について詳しく解説します。
①二干の関係
干と干の関係は、五行関係では説明のつかない、特殊な働きをします。
例えば、甲と甲は同じ木行同士で助け合いますが、甲と乙では、
甲は乙を助けますが、乙は甲を助けません。
②三干の関係・四干の関係
干が三干並ぶと、二干が並んだ時とは関係が違ってくることがあります。
例えば甲乙癸が並ぶ命式では、甲が乙を助け、癸は甲や乙を生じる、
という関係になるはずです。ところが、乙は甲よりも癸を吸収する力が強く、
乙があることによって甲は癸を吸収することができません。
さらに四干が、「戊甲甲甲」のような、ある特定の組み合わせになると、
それだけで命式全体の判断が可能な場合があります。
4、強弱の見方
子平とは、干支五行のバランスを見ることですから、
五行の「強弱」は、子平の最も大切な基礎と言えます。
明澄五術子平では、計算によって「強弱」を決めることができますが、
その前に、蔵干、月令、干合、支合、支冲などの条件を見る必要があります。
5、変通の見方
日干から他の干を見て「変通」が何に当たるかを判断します。
「変通」は、子平の「格局」や「象意」を見る上で非常に重要なものです。
6、格局の見方
「強弱」と「変通」が決まれば「格局」を決定することがきます。
「格局」が分かれば、子平の見方は非常に簡単になります。
7、喜忌の見方
「格局」が決まれば、自動的に「喜忌」も決定します。
ところが、「格局」で決まる「喜忌」は、五行関係による「喜忌」であり、
さらに精密に「喜忌」を決めるには、「干関係」を見極めなければなりません。
「喜忌」は子平のいのちであり、「干関係」は子平のすべてです。
8、体用の見方
命式のなかの「体神」と「用神」を見極めれば、その人の人生について、
素晴らしい助言を与えることができます。
また、「体用」が分からないと「喜忌」が決まらない場合があります。