[張明澄先生講義ビデオ『秘伝風水』]張明澄記念館


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風水の理気篇であるが、講座は巒頭風水の概略から始まる。それだけ、風水は巒頭を重要視しなければならない、ということの表れなのだろう。巒頭風水については、東京や横浜などの大都市の地理風水、何故、東京が首都で有る理由や、日本の商業、経済都市は何処がベストなのか？学問は何処ですべきなのか？等に答える内容となっている。風水を大きな視点から観る上で、非常に重要な話を地理風水の観法から論じている。　さらに、陰宅では遺伝・血縁論からの影響のある人物を特定する方法論、お墓の形状、位置等の巒頭を述べ、陽宅については家屋内の重要箇所を巒頭的見地から解釈を加えている。市販の風水には絶対に現れない巒頭風水の知識ばかりである。　さて、肝心の理気であるが、この講座では子平理気を用いた風水を論じている。その前提知識としての皇極経世（元、会、運、世・・）と論じて双山五行を用いた子平理気風水を説く。この子平理気については、十干の組み合わせすべてに詳細な解釈が説明されており、子平を研究されている方々に有用な知識が多く、また、子平と風水との連動を理解するには不可欠な知識がギュッと詰まっている。また、子平の喜忌を検討した上での個人差を考慮した引越方法、住まいの門の向き、お墓の向きなどの特定方法を論じている。　さらに嬉しいことに、この講座では台湾で人気のある風水理気の各流派の説明がなされ、その中でも今までほとんど知られることがなかった星度派（七星の星母）の理気使用法を論じ、毎年の星の動き方と子平との連動や、陽宅遁甲図との使い分けを説く。巒頭風水に加えて子平・星度派の理気風水を実践することで、恐ろしいまでに詳細で、骨太な風水鑑定が可能になるだろう。


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